2021明治安田生命J3リーグ 第27節
2021.11.14[SUN] KickOff 14:00 えがお健康スタジアム

ロアッソ熊本
- AWAY GAME
- 2-2
- 2- 前半 -0
0- 後半 -2

カターレ富山
GOAL
上村 周平 (5分) |
オウンゴール (45分+2) |
大野 耀平 (64分) |
大野 耀平 (79分) |
STARTER
GK | 23 | 佐藤 優也 |
DF | 2 | 黒木 晃平 |
DF | 5 | 菅田 真啓 |
DF | 4 | 酒井 崇一 |
MF | 8 | 上村 周平 |
MF | 6 | 河原 創 |
MF | 7 | 岩下 航 |
FW | 18 | 杉山 直宏 |
FW | 31 | 岡本 知剛 |
FW | 9 | 髙橋 利樹 |
FW | 14 | 竹本 雄飛 |
GK | 1 | 西部 洋平 |
DF | 4 | 戸根 一誓 |
DF | 23 | 林堂 眞 |
DF | 33 | 鹿山 拓真 |
MF | 13 | 安藤 由翔 |
MF | 16 | 末木 裕也 |
MF | 17 | 姫野 宥弥 |
MF | 20 | 音泉 翔眞 |
MF | 22 | 椎名 伸志 |
FW | 27 | 吉平 翼 |
FW | 8 | 高橋 駿太 |
SUBSTITUTES
GK | 35 | 内山 圭 |
DF | 43 | 阿部 海斗 |
MF | 10 | 伊東 俊 |
MF | 15 | 水野 泰輔 |
MF | 16 | 坂本 亘基 |
MF | 21 | ターレス |
MF | 28 | 藤川 虎太朗 |
GK | 31 | 齋藤 和希 |
DF | 5 | 今瀬 淳也 |
MF | 6 | 碓井 鉄平 |
MF | 15 | 松岡 大智 |
MF | 50 | 田中 佑昌 |
FW | 9 | 大野 耀平 |
FW | 28 | マテウス レイリア |
監督
大木 武 |
石﨑 信弘 |
DATA
選手交代
69分 | out 酒井 崇一 in 阿部 海斗 |
69分 | out 岡本 知剛 in 伊東 俊 |
80分 | out 杉山 直宏 in 坂本 亘基 |
80分 | out 竹本 雄飛 in ターレス |
86分 | out 髙橋 利樹 in 藤川 虎太朗 |
46分 | out 姫野 宥弥 in 松岡 大智 |
46分 | out 吉平 翼 in マテウス レイリア |
63分 | out 高橋 駿太 in 大野 耀平 |
72分 | out 末木 裕也 in 碓井 鉄平 |
警告
31分 | 岩下 航 |
27分 | 林堂 眞 |
72分 | 音泉 翔眞 |
退場
DATA
シュート | 12 |
GK | 3 |
CK | 7 |
FK | 8 |
PK | 0 |
シュート | 9 |
GK | 8 |
CK | 3 |
FK | 11 |
PK | 1 |
入場者数 | 4,534人 |
---|---|
天候 | 晴、弱風 |
気温 | 19.3℃ |
湿度 | 38% |
ピッチ | 全面良芝 |
主審 | 長峯 滉希 |
副審 | 池田 一洋、内山 翔太 |
第4の審判員 | 河野 航大 |
COMMENT
監督コメント
選手コメント
GK 1
西部 洋平- ー試合を振り返って
試合が始まる前から、難しいゲームになると思い、気持ちのぶつかり合いになるということは想像していた。しかし思った以上に良い立ち上がりが出来ず、相手のスーパーミドルで先制されてしまったのことは誤算だった。さらに前半の最後で非常に悪い形で追加点を与えてしまった。後半始まってから本当に気持ち切り替え、チームがやろうしていることを怖がらずにやったので引き分けという結果には出来たと思う。ただ自分たちは、勝ち点3を取らなければいけない立場だったので、非常に悔しい。
ー後半は主導権握って攻め込む回数も増えていったと思いますが、チームとしてはどこを一番変えていこうと話したのか?
前半はプレーがかなり消極的でこじんまりとしたプレーが多かった。確かに色々なプレッシャーがあったと思う。後半は選手が代わった事もあるが、思い切ってプレーすることを心がけた。また相手が後半になって少し体力が落ちた事で、主導権を握ることが出来たし、後半の戦い方をすれば相手が嫌がる事を肌で感じた。
ー西部選手もとても良いシュートストップがあったが、気持ちの部分で抑えることもできたのか?
前半からもっとあれくらい気持ちを見せれば良かったと思う。それを出せないのが、今のカターレ富山の課題だとは思うが、今日は前半からやらないといけなかった。自分も非常に悔しい。
ー前回のインタビューでも「なかなかテンションが上がらなかった」という認識を持たれていましたが、西部選手としてはどう考えていますか?
前半終わった段階で今までは「そのままズルズルいってしまう」という状況が多かったと思うが、選手間で話したりすることで自分たちの方向性を定めることができ、後半に踏ん張れたことは今後にとって収穫だと思う。
でも、今は勝たなければいけない試合だったと悔しい気持ちの方が強い。
ー劣勢だった前半から後半立て直すことが出来たのはハーフタイムに、選手間である程度冷静な話し合いができたっていうことでしょうか?
そうだと思う。話した内容がシステムか個人かというよりも「このまま終わったら何も得ないよね」っていう雰囲気の方が大きかった。
相手の戦い方ではなく「まだいける」「負けてしまったらJ2復帰が厳しくなる」という気持ちを選手間で共有出来たことが、後半に良い戦い方が出来たと思う。
ー対戦相手のロアッソ熊本をどう見ていたか?
前半戦のように圧倒されてしまうのは予想はしていた。その中で対策というか、形的なものを持っていたつもりだった。相手のシュートを褒める訳ではないが、非常に良いシュートを悪い時間帯で2失点してしまったので自分たちのプランとしては違った形になった。
ボールを持たれることも想像していたし、そのサッカーを1年間貫いてることは対戦していてすごく感じたので、非常にいいチームだったと改めて思う。
ー上位勢との試合がある残り3戦をどのように戦っていきたいか?
数字上ではJ2復帰の可能性は消えていない。たとえ消えたとしても最後までやり切らなければならないし、それが選手の責任というもの。どういう状況であれ、ここからの3試合は厳しい試合になるのは間違いない。今日の後半と言えば簡単に聞こえてしまうが、そのくらいの覚悟を持って戦わなければならない。
相手も必死に戦ってくると思うので、それを上回る戦いを見せるのが、富山の選手としての責任であり、負けない気持ちを全面に出したプレーをこの3試合で見せつけたい。
FW 9
大野 耀平- ー後半途中出場で2ゴールを決めて同点に追いついたが、どういう気持ちで試合に入ったか?
ベンチで見ていて相手のディフェンダーが、背後のボール処理や浮き球の処理が苦手かなと感じていた。自分が入ったタイミングでは、そのような部分を要求して早い段階でPKから得点を決めることが出来たので、試合の入り方は良かったと思う。
ー同点ゴールはどのような感じでプレーされましたか?
バックパスが出てきそうだったので狙っていたら、ちょうど弱いボールが相手から来たのでカットをしてキーパーを抜いた後、慌てて打たないよう意識した。
ー後半に入って非常に攻撃の時間も増えて大野選手としてはどこを一番変えようと意識したか?
前半は吉平選手、高橋選手が足元や細かいパスワークが得意なのでそういう戦い方をしていた。試合展開としては流れが悪いながらも何度もボールを追ってくれていたので、相手を疲れさせたと思う。後半にマテウス選手、松岡選手そして自分も入り、相手の守備が疲れているところで大きい展開のサッカーに切り替えた事が効果的であったと思う。
ー今日は勝ち点3を取りたかったゲームだと思うが、大野選手はどのように感じているか?
カターレ富山としては勝つことがすごい大切だった。試合の流れでもチャンスがあったので、2、3本ぐらい良いボール入れてくれていたので、2点で満足せずにもっと点を取らなきゃいけない試合だったと感じた。
ー次も上位の宮崎戦となるが、どのようなプレーをファンの皆さんに見せたいか?
宮崎はとても良いチームだが、まずは自分たちの色を出せるような戦い方をしていきたい。球際だったり、自分たちの良さを出すために相手のフィールドで戦うイメージで、自分たちの土俵に持って行くことを意識して戦っていきたい。
ー引き分けという結果からJ2復帰という点に関しては状況は厳しくなりましたが、残りゲームにどういう心構えで臨むのか?
今日引き分けたことによって本当に後がなくなった。元々そういうつもりで戦ってはいたが、次は絶対に勝たないとJ2復帰が不可能になってしまうので、少しでも可能性を自分たちの力で手繰り寄せたい。宮崎戦は試合内容よりもとにかく結果を出すしかないという気持ちが強い。
ー前節の岐阜戦、今日の熊本戦と富山から多くのサポーター来ていると思いますが、サポーターの皆さんに大野選手の強い気持ちをお願いします。
岐阜も熊本も本当に多くのサポーターが来てくれた。前節の岐阜戦も今日も試合が終わって挨拶に行ったら、ものすごい諦めずに、僕たちを信じて一緒に戦ってくれると言ってくれていたので、そういうサポーターの期待を絶対に裏切ってはいけないと感じた。必ず結果で応えたい。
石﨑 信弘
前半の入り方をしっかりしていこうとディフェンスはある程度安定していたと思うが、前半はボールを奪った後のサポートやボールの動かし方が悪くて相手にボールを奪われる回数が多かった。後半はボールの動かし方を改善できて同点に追いつけた。
その他にもまだまだチャンスがあったが。しっかりゴールを決めていかないと今日のようなゲームになってしまう。ただ、前半0-2で負けていて、後半に追いついたところは選手の気持ちが前に出たゲームだったと思う。今日の試合に引き分けてJ2復帰が厳しくなる可能性もあるかも知れないが、まだまだ可能性がある限り次の宮崎戦に向けて良いトレーニングをして、良い結果を出す、そんな1週間にしていきたい。
ー前半はマイボールにした後のミスが多かったとの話だったが、守備の方はボールを奪えない状況が続いてしまう事をある程度覚悟していたのか?
理想は勢いに乗って高い位置でボールを奪えれば良かったが、熊本はボールの動かし方が早く、なかなかうまく縦・横の連動した守備ができなかった。
前半の途中からシステムを変えて、相手の攻撃に対するディフェンスはある程度改善された。ただ、相手のシュートも素晴らしかったが、決して崩された訳ではないので、ペナルティエリアの外からのシュートに対する体の寄せをしっかりトレーニングしていかなければいけなかったと振り返る。
後半もペナルティエリアの外から何本かシュートを打たれたが、ボールに対してしっかりアプローチが出来ていたので体に当たってボールがゴールマウスに飛ばなかった。
ーそれによって後半にリズムを掴むことが出来たと思うが、ハーフタイムに何か指示はあったのか?
一つは選手を変えるというところでポールのキープができる松岡選手とスピードのあるマテウス選手を投入して、松岡が確実にボールをキープして攻撃のタメができた事で、全体的にラインが押し上げられ、今日のような攻撃が数多く出てきたのではないかと考える。
ー今節から上位対決が始まり、前節の岐阜戦も含めて先発メンバー変わっていると思うが、監督としてどんな考えがあって選手変更に踏み切ったのか?
まず今回は、前節の岐阜戦の後に、岐阜のセカンドチームとトレーニングマッチを行って、そこで良かった選手を積極的に起用することとした。その前は福井ユナイテッドFCとトレーニングマッチゲームで調子が良かった鹿山選手など、練習試合や日頃の練習で調子が良かった選手を積極的に使っていった。
ー今日は後半に盛り返して、同点にまで追いついたが、選手変更以外にどのような部分を変えてチームを持ち直したのか?
一つは先ほども話に出たが、松岡選手がボールを収められるので、ディフェンスライン全体を押し上げて、いい距離感でサポートができたということ、それともう一つは、相手ディフェンスラインの背後を突いていくタイミングやスピードで期待できる大野選手を入れて、積極的にアクションさせた事で1点目のPKか出たと思うが、そのような変化をつけた事が良かったんじゃないかなと思う。
ー次節も宮崎との上位対決が続くが、どのような部分に気をつけて、どんな意気込みで戦うつもりか?
次の宮崎戦は引き分けでもJ2復帰の望みが断たれてしまうため、次節ホームゲームでは、今節で首位になった宮崎に対してしっかりチャレンジしていきたい。