2021明治安田生命J3リーグ 第29節
2021.11.28[SUN] KickOff 13:00 いわぎんスタジアム

いわてグルージャ盛岡
- AWAY GAME
- 1-0
- 0- 前半 -0
1- 後半 -0

カターレ富山
GOAL
小野田 将人 (85分) |
STARTER
GK | 41 | 野澤 大志ブランドン |
DF | 36 | 小野田 将人 |
DF | 4 | 牟田 雄祐 |
DF | 22 | 佐々木 翔悟 |
MF | 15 | 加々美 登生 |
MF | 8 | 脇本 晃成 |
MF | 28 | 増田 隼司 |
MF | 17 | 中村 太亮 |
FW | 45 | 和田 昌士 |
FW | 11 | ブレンネル |
FW | 13 | 色摩 雄貴 |
GK | 1 | 西部 洋平 |
DF | 4 | 戸根 一誓 |
DF | 23 | 林堂 眞 |
DF | 33 | 鹿山 拓真 |
MF | 7 | 佐々木 陽次 |
MF | 13 | 安藤 由翔 |
MF | 16 | 末木 裕也 |
MF | 20 | 音泉 翔眞 |
MF | 22 | 椎名 伸志 |
FW | 8 | 高橋 駿太 |
FW | 28 | マテウス レイリア |
SUBSTITUTES
GK | 1 | 土井 康平 |
DF | 3 | 藤井 航大 |
DF | 26 | ビスマルク |
MF | 25 | 有永 一生 |
FW | 7 | モレラト |
FW | 14 | 嫁阪 翔太 |
FW | 20 | 西田 恵 |
GK | 31 | 齋藤 和希 |
DF | 5 | 今瀬 淳也 |
MF | 15 | 松岡 大智 |
MF | 17 | 姫野 宥弥 |
MF | 50 | 田中 佑昌 |
FW | 9 | 大野 耀平 |
FW | 27 | 吉平 翼 |
監督
秋田 豊 |
石﨑 信弘 |
DATA
選手交代
70分 | out 和田 昌士 in モレラト |
70分 | out 色摩 雄貴 in 西田 恵 |
83分 | out 加々美 登生 in ビスマルク |
45分 | out 佐々木 陽次 in 姫野 宥弥 |
75分 | out 高橋 駿太 in 大野 耀平 |
81分 | out 音泉 翔眞 in 松岡 大智 |
警告
30分 | 末木裕也 |
42分 | 末木裕也 |
79分 | マテウス レイリア |
退場
42分 | 末木裕也 |
DATA
シュート | 9 |
GK | 3 |
CK | 9 |
FK | 20 |
PK | 0 |
シュート | 3 |
GK | 11 |
CK | 3 |
FK | 15 |
PK | 0 |
入場者数 | 2,453人 |
---|---|
天候 | 晴、弱風 |
気温 | 9.8℃ |
湿度 | 42% |
ピッチ | 全面良芝 |
主審 | 酒井 達矢 |
副審 | 千葉 直史,畠山 大介 |
第4の審判員 | 幅野 崇久 |
COMMENT
監督コメント
選手コメント
GK 1
西部 洋平- ー試合を振り返って
勝たなければいけない状況ではあったが、前半はそれほど慌てず、相手の様子をしっかり見ながら後半に勝負できたら良いなという気持ちで臨めた。それほど悪い流れではなかったが、退場者を出してしまうアクシデントが発生した。多少バタバタする場面はあったが、全員で結果を求め続けた。絶対に勝たなければいけない試合を勝てなくて悔しいし、申し訳ない気持ちがある。
ー後半45分間を10人で戦わざるを得ない状況の中でチームにどのような声を掛けて後半に挑んだのか?
皆んなには「まだまだチャンスはある」と言い続けた。実際チャンスも作っていたので、決してネガティブにならないよう、皆んなの気持ちがポジティブな方向に向かうよう働きかけた。逆に相手も勝ちたい気持ちが徐々に出てくると想定していたので、その時はスペースが空いてくることを伝えた。試合の流れはイメージ通りだったが終盤に失点をしてしまった。勝利して最後まで可能性を残したかっただけに責任を感じている。
ー復帰の可能性はなくなったが、今季を振り返ってチームとして成長したところと復帰に届かなかった要因はどこにあると思うか?
昨シーズンのカターレ富山を知っているわけではないので、どこまで変化があったかは分からない。ただ、少しずつではあるが「戦う集団」になってきたと思う。戦術云々ではなく、シーズン初めはその部分が足りないと感じていた。少しずつではあるが戦う意識がチームにも浸透していったと感じている。同時に課題としては、良い試合をした後に酷い試合をしてしまうところ。良い試合を継続できないところは今シーズン克服できずに終盤まできてしまった。それが復帰することが出来なかった大きな要因の一つだと思う。選手個人の力量はJ2で戦えるだけのポテンシャルがあると思っている。しかし課題に対して気づいたり、誰かが意見をするということが出来ていなかった。
ー退場した後、10人での戦いは本当に集中していて「プロとしての仕事」を集中してやり遂げた印象があったがチームはどのような雰囲気だったのか?
どういう状況であれ、勝たなければいけないことに変わりはなかった。その辺はチームとしてブレることはなかったし、その辺は今シーズンになって成長できた部分でもあると思う。勝たなければいけないという意識がプラスに働いたので、10人になっても形が崩れてしまうイメージは湧かなかった。走力に関しては我われの方が絶対に強いという自信があったので最後までやり通せたと思う。
ー最後のホーム鹿児島戦をどういう気持ちで臨むか?
今日も遠い岩手までたくさんの方が応援に来てくれた。スタジアムに到着してバスを降りたところから、本当にモチベーションを上げてもらった。その中で、勝利を届けることができず、復帰の可能性が潰えてしまった。シーズン最後の試合ではあるが、本当の意味で来シーズン以降に繋げていかなければいけない試合だと受け止めている。ここで気持ちが切れてしまうようでは、今までやってきたことが無駄になってしまうことになる。バラバラにならずに、一人ひとりがチームのことを考えてプレーすることを続ければいいと思う。
FW 8
高橋 駿太- -試合を振り返って
試合の入り方も良かったし、ボールも動かせていたので、何度もチャンスを作り出せていた。前半に退場者が出て人数が少なくなったが、勝たなければいけない状況の中で、みんなが必死にハードワークして戦った。残念な結果となり、遠くから応援に来てくれたサポーターには非常に申し訳なく思っている。
ー10人になってからどういう意識で試合に臨んだのか?
今日は勝たなければいけない試合だったので、人数が1人少なくなった状況でもチャンスを作ることができた。しかし、自分も含めて決めないといけないシーンで決めることが出来なかった。FWとして点を取れるチャンスでしっかり決め切れなかったのは大変申し訳なく思っている。
ー今季を振り返って
昨シーズンは怪我で何もできなかったが何としてもチームの力になりたいと思ってリハビリを頑張ってきた。今年に賭ける想いは強く、前期1位で折り返したが、最終的にJ2復帰を果たせずサポーターには申し訳ない気持ちでいっぱいである。
しかし、今年はカターレ富山が大きく変わった1年だと思っている。サッカーに限らずクラブとしてカターレ富山の知名度、周囲の評価、環境が変わった。あとは選手が結果を出していけば、さらに富山が盛り上がると思うのでこれまで以上に頑張りたい。
ーあと一歩のところでJ2復帰に届かなかった要因や何が足りなかったと思うか?
自分自身に言えることだが、試合に出ている選手が結果を残せていればもっと変わったと思う。チーム全体でもっと力をつけなければいけなかった。J2復帰が簡単ではないことを改めて感じた。そこを強く意識してやっていかなければいけないと思う。
ーシーズン終盤まで、自力でJ2復帰できる位置にいたが、高橋選はどういう気持ちで試合に臨んできたのか?
自力でJ2復帰ができる順位の時はモチベーションが高く、チーム全体が活気づいていた。連敗して順位を落とし、他力での復帰となったが、熊本戦は2点差を追いついて引き分けにしたり、前節の宮崎戦は先制されながらも逆転勝利をすることが出来た。チーム力も上がってきた中での今日の試合だった。しかし、結果が出なかったということは、J2復帰には何かが足りなかったという事を選手個々人が考えて向き合わなければいけないと思う。
石﨑 信弘
残り2試合と一つも負けられない戦いの中で、前半に退場者を出したものの選手は本当によく戦ってくれた。最後は相手より1人少ない中で、攻撃的に行こうとメンバーチェンジをしたところで失点しまう大変残念な結果となってしまった。
前期はいい位置で折り返し、後期はなかなか勝てなかったけれども、シーズンを通して選手は粘り強く戦ってくれた。出てきた反省点を改善し、次に活かしていきたいと思う。
ただ、残り1つホームで鹿児島との試合があるので、最終戦を勝って終われるように、来週1週間しっかりトレーニングしていきたい。
ー佐々木陽次選手を先発に入れて、ボールを回して攻め込む作戦だったと思うが、前半で末木選手が退場したことで、ゲームプランは大きく変わったのか?
ボランチという守備的なポジションを担える選手がいなくなったため、佐々木陽次選手に替えて、姫野選手を使わざるを得なくなった。攻撃的に行かなければならない状況の中で、人数が1人少なくなってしまった事もゲームプランに大きな影響を与えた。
ー1人少ない中で、後半もしっかり戦わなければいけない状況だったと思うが、選手にはどのような声をかけて送り出したのか?
1人少ない中でシステムを変更すること、先制点を与えてしまうとなかなか盛り返せないので、しっかり守備すること、攻撃は前半のようなチャンスを必ずを作り出せるのでボールをしっかり繋いでいくことを伝えて選手を送り出した。
ー今年1年はハードワークを含めて非常にアグレッシブなサッカーをやってきたと思うが、監督自身が目指すサッカーをこの試合でもしっかりやれていたと感じているか?
1人退場者が出た後も守備は本当に粘り強くカバーの意識を持って出来ていたと思う。攻撃も1人少ない中でもパスを繋ぎ、勇気を持って前の選手を追い越していく動きを出してくれた。
ー後半に入って、ある程度0-0で進めながら最後のワンチャンスで仕留めるというようなプランは頭の中にあったのか?
宮崎と熊本の試合が0-0で、ただうちは勝たなければいけない状況の中でどこで攻撃に切り替えていくのかというところのタイミングを見計らっていた。
ー宮崎と熊本の試合の情報は入っていたのか?
私自身は知っていた。あの時間帯で宮崎がリードしていたので、かなり厳しい状況にあるということは分かっていた。ただ今日のゲームは90分で勝つことだけを目標に戦った。
一1人少ないことを感じさせないぐらい集中して戦っていたと感じたが、一方、今日の後半も含めて、今シーズンは、あの決定機を決めておけば良かったのにと思うところが多々あったのではないか?
確かに今シーズンはそこに関して痛かった。決定的な仕事ができる選手、チャンスを確実に決められる選手がなかなか出てこなかった。選手にはそういうところがまだ課題としてあるのではないかと感じている。一方で粘り強さや諦めない気持ちは出てきた。
ーまだ望みがある重要な試合の中で、前半のうちに末木選手が退場したが、こういう試合で退場者が出てしまったことに監督としてどう受けとめたのか?
岩手はセットプレーからの得点が多いため、できるだけファールをしないように話をして試合に送り出したが、自分たちのファールで相手にフリーキックを与える場面がかなり多かった。ファールをしないでボールを奪える個人であったり、組織に変えていかないとセットプレーでキックの上手な選手がいれば、それだけで大きなハンデを背負うことになる。選手には可能な限りファールをしないでプレーする事を身につけてもらいたい。