新年のご挨拶

 皆様、明けましておめでとうございます。旧年中はチーム、そしてクラブに多大なるご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

 昨シーズンのトップチームはあと一歩のところでJ2に戻ることができませんでした。降格後初めて最終戦まで望みをつなぐまでの健闘はいたしましたが、やはりシーズンを通じて「あと一歩、その一点」の重みを痛感したシーズンでした。今季は、負けを引き分けに、引き分けを勝ちに持ち込む「勝負へのこだわり」を、試合はもちろんのこと、日頃の練習でも研ぎ澄ましていくことを第一義に置き、全力で戦って参ります。

 また、フロントも現在1月年度末決算に向けてチーム同様、ギリギリの戦いを続けております。私が就任以降、チームを支えるために右肩上がりの収益を皆様と共に築いて参りました。今期もクラブ創設以来過去最高収益を達成する見込みですが、チームを元居た場所へ戻すために必要な投資規模の壁はさらに高く、文字通り背水の陣で戦っており、残り1ヶ月のラストスパートを仕掛けるタイミングになりました。

 「視座を上げてこそ苦労の甲斐がある」その精神を胸に刻みながら一年間戦って参りますので、皆様方におかれましては、これまで同様のご支援をお願い申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます。

 本年もよろしくお願い申し上げます。

株式会社 カターレ富山 
代表取締役社長 
左伴 繁雄