2020年11月24日(火)、富山県立富山北部高等学校にて、草島グラウンド芝コア贈呈に伴う礼状交付式が開催されました。
今回の取組みは、富山県と北陸電力が締結した「とやまの未来創生に関する包括連携協定」に定めるカターレ富山の支援、SDGsの普及推進に資するものであり、今般、富山県から北陸電力に対して礼状が交付されることとなりました。
まず始めにカターレ富山の山田彰弘社長より挨拶と今回の芝コア贈呈の趣旨を説明させていただきました。
「トップチームも練習している草島グラウンドの芝生整備をする時に発生する芝コア(廃材)を富山北部高校で利活用し、循環型社会に貢献します。富山北部高校は、校庭を芝生化にして、水橋高校との再編統合に伴い体育コースが新設されたこと、カターレ富山のアカデミーに所属する10名の選手が通学していること、草島グラウンドから近距離にあること、これらのことを踏まえて選定させていただきました。」
富山北部高等学校の亀永辰之校長より草島グラウンド所有者である北陸電力株式会社の藤井文祥人事労務部長へ富山県知事から礼状が交付されました。
北陸電力株式会社の藤井文祥人事労務部長からも挨拶がございました。
「当社はカターレ富山の地域貢献の活動をこれまで応援してきました。今回は、そのカターレ富山さんからご提案があり、素晴らしい活動だと思っております。この取り組みにより、富山北部高校の生徒の皆さん、カターレ富山アカデミーの皆さんが今後ますます大きく未来に羽ばたいていくことに少しでも貢献できれば幸いに思います。」
最後に富山北部高校のグラウンドを視察して、礼状交付式を終了しました。
草島グラウンド芝コア贈呈について
実際に草島グラウンドから富山北部高校に芝コアを贈呈する流れをご紹介いたします。
①エアレーション
土壌に穴をあけて酸素を供給し芝生の活性化を促す作業です。
ドリルで抜かれた芝コアです。
トップチームが練習場として使用している草島グラウンドの芝コアです。
②運搬・敷き均し
抜かれた芝コアを回収しながら土壌を慣らします。
2tトラックに積み富山北部高校に運びます。
富山北部高校へ移動し、運んだ芝コアを損傷個所に撒きます。
撒いた芝コアを慣らしてローラーで転圧します。
さらに芝生の密度を高めるために種蒔きを行います。