インクルーシブフットボールFESTA in魚津
魚津市ではじめてとなる本イベントは、障がいの有無や年齢、性別、国籍を問わず、誰もが参加できる「歩いて行う優しいサッカー」です。多様性を大切にし、様々な違いを超えて一緒にサッカーを楽しむことで、心のバリアが自然となくなり、相互理解が深まる効果があると言われています。
※「インクルーシブ」とは、「ソーシャルインクルーシブ(社会的包摂)」という言葉から来ており、これは「あらゆる人が孤立したり、排除されたりしないよう援護し、社会の構成員として包み、支えあう」という社会政策の理念を表しています。
新川地域在住の方々はじめ遠くは氷見からも約50人のご参加。小学低学年から60歳代の方まで幅広い年代が集まりました。
冒頭、魚津市の村椿市長が駆けつけてくださって応援メッセージをいただきました。村椿市長は県職員時代にカターレ創設にも携わったことがあり、地元・魚津市での開催をとても喜んでいただきました。
はじめて参加する方が多かったのですが、優しいサッカーなので子どもも大人もみんなすぐに雰囲気に慣れていきます。ルールはありますがやりながら覚えていくやさしい運用で、はじめての人でもいつの間にかボールを夢中になって追いかけていました。
今日参加してくれた参加者の方々は、こうした活動の場は限られていて困っていたという声をお聞きしていました。そんな話が吹き飛ぶほどはじける笑顔に見ているこちらも心を癒されました。
皆んなどんどんテンポが上がって、勢いづく自分を止められなくなっていきます。
最後はみんなで今日の感想・振り返り。「最初は慣れなかったけどすぐに楽しくなってきた」「また参加したい」と汗だくになりながら笑顔で答えてくれます。まさに魔法のようです。何度か開催しましたが必ずこういう雰囲気になります。会場にあふれるやさしさがそうさせてくれるのでしょうか。
終了後は皆さん大満足で帰って行かれました。
開催にあたり、以下に挙げる方々からご支援を賜りました。心より感謝を申し上げます。
■関係者
後援:富山県、魚津市、富山県サッカー協会、魚津市サッカー協会、新川青年会議所
協賛:インテック
協力:荒井学園新川高等学校、にいかわ総合支援学校、かね七
特に、新川高等学校の生徒さん達が、設営・参加・片付けまで手伝っていただきました。なんと「ボランティア部」があるんですね!みんな自分事として積極的に動いてくれました。
最後に、村椿魚津市長はじめ魚津市役所の皆さま、荒井理事長・濱元校長先生はじめ新川高等学校の皆さま、岡島委員長はじめ県サッカー協会のインクルーシブ委員会の皆さま。その他多くの関係の方々のご協力がなかったら、参加者のはちきれんばかりの笑顔は見られなかったかもしれません。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。