カターレ富山、リクルートキャリアと協業 学生がプロサッカークラブで広報企画 インターンシップを開催

このたび、カターレ富山では株式会社リクルートキャリア様と協業し、インターンシップイベント「カターレ富山キャリアプロジェクト」を開催致しますので、下記のとおりお知らせいたします。
1月15日、2月18日、2月下旬の3回にわたり、約30人の大学生が参加を予定しており、学生ならではの視点でカターレ富山の広報企画を立案・実施し、富山県に住む人々にクラブと選手たちの魅力を伝えます。

カターレ富山キャリアプロジェクト

■インターンシップの概要

「カターレ富山キャリアプロジェクト」の目的は、カターレ富山の新卒採用ではなく、学生に就業体験の場を提供することです。学生がクラブの広報企画を実施するにあたり、3段階でプログラムを設計しました。
まずは初回の1月15日に選手にインタビューし、カターレ富山の顔である選手の人となりやサッカーにかける想いを取材します。
その後、2月18日に約30人の学生たちはいくつかのグループに分かれてディスカッションし、広報企画を立案します。特に年齢の近い若者をターゲットに、選手やクラブの魅力をどのように伝えれば、地域の人たちがスタジアムに足を運んでくれるのか、学生たちが新鮮な視点で想像を膨らませます。
最後に2月下旬から、グループディスカッションで学生たちが決めた施策を、カターレ富山の社長およびスポンサー企業にプレゼンテーションします。採用された案は、3月7日に開幕する2020シーズンの正式な広報施策として実行。学生たちは自ら立てた企画の反響をリアルに感じられます。

■【カターレ富山の実施背景】「元気な富山の創造」を目指して、学生に就業体験の場を

富山県民が愛着を持ち、勝利を願ってくれるようなサッカークラブへ―――。
カターレ富山が、リクルートキャリアと協働して目指すのは、Jリーグも運営理念に掲げる地域密着です。Jリーグでは本拠地をホームタウンと呼び、「Jクラブと地域社会が一体となって実現する、スポーツが生活に溶け込み、人々が心身の健康と生活の楽しみを享受することができる町を意味している」と定義しています。
カターレ富山もJリーグの理念を受け継ぎ、経営姿勢として「富山県民サッカークラブチームを運営する会社として3つの姿勢を持って経営に臨み、サッカーを通して「元気な富山の創造」に貢献していきます」と明言しています。
カターレ富山の2019年度シーズンの平均来場者数は2,748人で、前年度より253人増加し、リーグ平均の2,396人も上回りました。しかし、2019年度のJ2リーグの来場者数の平均が7000人を超え、J1リーグでは2万人を超えています。
来場者数だけでクラブへの愛着度は測れませんが、富山市で約40万人、富山県では約100万人の人口を有するホームタウンを持つクラブとして、カターレ富山は地域の人々により応援してもらえるクラブになるよう努めています。
J2リーグへの昇格を目指すと同時に、これまでサッカーやカターレ富山に関心が高くなかった人々に、いかに魅力を伝えスタジアムに足を運んでもらうかがカギとなります。
その活動の一環が、リクルートキャリアと協業する今回の大学生向けのインターンシップです。カターレ富山とリクルートキャリアは、今回の取り組みが、スポーツを基軸にした地域活性の足掛かりとなることを望んでいます。

■【リクルートキャリアの実施背景】就職活動に向けて選択の軸を見つけてほしい

リクルートキャリアは、就職活動を通じて学生一人ひとりが納得のいく進路を見つけるために、選択の幅を広げ、自分なりの決定軸を持ち、納得できる就職先を見つけてほしいと願っています。「カターレ富山キャリアプロジェクト」は、その格好の機会になると信じています。
例えば1月15日に実施する選手への取材はその一例です。プロサッカー選手は、好きなことを仕事にできた一握りの存在である一方で、必ずしも継続的な雇用が保証されるわけではない厳しい環境で仕事しています。だからこそ自ら目標を設定し、課題を克服しながら仕事を進めるお手本です。将来スポーツの世界で仕事する学生でなくても、カターレ富山の選手たちから働く本質を学べると考えています。

株式会社リクルートキャリア  ニュースリリース