2021明治安田生命J3リーグ 第18節
2021.09.11[SAT] KickOff 18:00 富山県総合運動公園陸上競技場

カターレ富山
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- 3-0
- 3- 前半 -0
0- 後半 -0

AC長野パルセイロ
GOAL
姫野 宥弥 (9分) |
姫野 宥弥 (39分) |
吉平 翼 (44分) |
STARTER
GK | 1 | 西部 洋平 |
DF | 4 | 戸根 一誓 |
DF | 19 | 柳下 大樹 |
DF | 23 | 林堂 眞 |
MF | 16 | 末木 裕也 |
MF | 13 | 安藤 由翔 |
MF | 17 | 姫野 宥弥 |
MF | 20 | 音泉 翔眞 |
MF | 22 | 椎名 伸志 |
FW | 27 | 吉平 翼 |
FW | 28 | マテウス レイリア |
GK | 1 | 田中 謙吾 |
DF | 29 | 川田 拳登 |
DF | 2 | 喜岡 佳太 |
DF | 5 | 広瀬 健太 |
DF | 7 | 水谷 拓磨 |
MF | 22 | 住永 翔 |
MF | 14 | 三田 尚希 |
MF | 10 | 東 浩史 |
MF | 6 | 坪川 潤之 |
MF | 16 | 森川 裕基 |
FW | 11 | 榊 翔太 |
SUBSTITUTES
GK | 31 | 齋藤 和希 |
DF | 5 | 今瀬 淳也 |
MF | 6 | 碓井 鉄平 |
MF | 10 | 花井 聖 |
MF | 32 | 戸高 弘貴 |
FW | 8 | 高橋 駿太 |
FW | 9 | 大野 耀平 |
GK | 21 | 矢田貝 壮貴 |
DF | 20 | 吉村 弦 |
DF | 33 | 山本 龍平 |
MF | 15 | 宮阪 政樹 |
MF | 18 | 山口 和樹 |
FW | 19 | 武田 太一 |
FW | 38 | 上米良 柊人 |
監督
石﨑 信弘 |
横山 雄次 |
DATA
選手交代
71分 | out 吉平 翼 in 高橋 駿太 |
71分 | out 音泉 翔眞 in 今瀬 淳也 |
90分+3 | out マテウス レイリア in 大野 耀平 |
90分+3 | out 椎名 伸志 in 花井 聖 |
46分 | out 東 浩史 in 宮阪 政樹 |
46分 | out 榊 翔太 in 上米良 柊人 |
58分 | out 三田 尚希 in 吉村 弦 |
68分 | out 川田 拳登 in 山口 和樹 |
警告
75分 | 喜岡 佳太 |
退場
DATA
シュート | 10 |
GK | 6 |
CK | 5 |
FK | 15 |
PK | 0 |
シュート | 4 |
GK | 9 |
CK | 2 |
FK | 8 |
PK | 0 |
入場者数 | 2,733人 |
---|---|
天候 | 曇、弱風 |
気温 | 25.0℃ |
湿度 | 72% |
ピッチ | 全面良芝 |
主審 | 須谷 雄三 |
副審 | 池田 一洋、小出 貴彦 |
第4の審判員 | 竹内 太一 |
COMMENT
監督コメント
選手コメント
MF 17
姫野 宥弥- 移籍後初得点を含む2得点に加え、守備でも非常に貢献していたが、その得点シーンと試合を振り返って
ここ最近、ゲームへの入り方が良くなかったので、チームとして早い時間帯からしっかり前から行くという部分で、守備面においても凄く良い入り方ができたと思う。そこが今日の得点そして勝利に繋がったと思う。
先制点と2点目のシーンを振り返って
先制目は右サイドの吉平選手を見たときにボールが来るなと思ったので、思い切って中に入ったことが功を奏した。
2点目も、吉平選手にボールが入って、サイドバックが前に行ったことで生まれたスペースに走ればチャンスだと思った。吉平選手も走り込んだところにしっかり出してくれて、ワンタッチで打てというメッセージのパスをしっかり決めることが出来てよかった。
非常に自分たちの持ち味であるハードワークを全面に出して戦う姿勢というものが見えたが、今日のような試合をピッチでやっていて、チームとしてしっかり出来ているなという実感はあったのか?
ここ最近のゲームに比べてチームとして凄くハードワークが出来ていたし、球際やセカンドボールもいつも以上に拾えたのではないかと感じた。
前半戦で大敗したが、やってやろうという気持ちはいつも以上にあったのか?
試合前からチームとして、絶対に前期で負けたチームにまた負ける訳にはいかないという気持ちでいたので、試合に入る前から凄く気持ちが入っていた。
非常に良い形で勝利したと思うが、今後も厳しい戦いが続いていく中で、どういうところを気をつけて戦っていきたいか?
やはり、まずは今日のような立ち上がり、ゲームの入り方で、ハードワークするということをベースにやっていけば、いい試合ができると思うので、そこをしっかりやっていきたいと思う。
今回、一つ前のポジションで起用されたということは、チームとして前から圧力をかけて行こうというようなメッセージと感じ取ったが、姫野選手もそこで起用されてそういう部分をかなり意識してゲームに入ったのか?
ここ最近、前線からのプレスが上手く嵌っていなかったので、自分がそのポジションに入ったからには、前からをしっかりプレスかけてチームのスイッチを入れていこうと思った。
後ろを気にする気持ちが少し軽減されて思い切ってプレー出来たという事か?
自分が前から行けば、後ろもついてきてくれると思ったので、そこは仲間を信じて前から行った。
先制点を取った後、どうなるかと思ったが、変わらず出来たというところはチームの中で何か共有していたのか?
先制点を取った後もチーム全員で、このまま続けて前から行こうと話してたので、そういう意味では流れを切らさずに出来たと思う。
前回の対戦と今回の試合で、どのような違いがあって勝利に結びついたのか?
前節はセカンドボールも拾うことができず、すべてにおいて相手に負けていたので大敗した。
今節は逆に自分たちがそこの部分で相手を上回れたので、このようなゲームが出来たのかなと思う。
FW 27
吉平 翼- 久しぶりの先発で全得点に絡む大活躍を振り返って
1点目は裏に上手く抜け出して、速いボールを入れたら何かが起きるなと思い、積極的に仕掛けた。その中で1回目のクロスが相手に当たり、自分のところに跳ね返ってきたので、もう一度強いボールを中に入れた。相手に当たっても良い感じで入っていけばと思って出したパスが、本当に良いところにボールが転がって、姫野選手には難しいシュートだったと思うがよく決めてくれた。
2点目は、相手にプレッシャーを掛け続けていたので、かなり体力的に厳しい状態でボールを受けた。そのため瞬間的にゴールへ向かっていく体力は無かった。しかし、姫野選手がいい走りをしているのが見えたので、ワンタッチで右足のシュートが打てるようボールを置く意識でイメージ通りのパスが出せた。そこで姫野選手がうまく決めてくれたので良かった。
3点目も前からプレッシャーかけ続けてセカンドボールを拾い、マテウス選手の個人技で突破した後、椎名選手とマテウス選手のコンビネーションで崩したシーンからだった。自分はゴール前で待っているだけだった。椎名選手のパスが弾んだことで多少緊張したが、落ち着いてプレーするよう自分に言い聞かせた。キーパーが寄せてきている事は分かっていたので、コースに流し込めばゴールできると思い、冷静にシュートしゴールを決めることが出来た。
久しぶりの先発で結果を残せたという部分はある。しかし、これまでPK以外に流れの中からゴール決められていなかったので、自分の中に焦りと不甲斐なさを感じていた。また、チームが勝っていても全然活躍できていないという気持ちを常に抱えていた。前期はゴールチャンスを外してしまうことがあったので、チームメイトからも冗談で「PKでしか点を取れない」と言われていた。いつか絶対にチャンスが来ると思っていたが、今日は流れの中から1点を決めることが出来て本当に良かった。ここから波に乗ってゴールを決めたい。
チーム全体としての戦いぶりは?
スタメンが自分を含めて二人変わった。前節の沼津戦では何もできなかったというか、球際のところで圧倒された。攻撃はディフェンスラインから繋いで崩すことも大事だが、球際で激しくボールを奪う、つまり相手の嫌がるプレーを仕掛けていく事がチームのコンセプトだったので、全員が意思統一して出来た事は本当に良かったと思う。
吉平選手個人が心掛けてプレーしたことは?
得点もさる事ながら、最も意識したのは前線からの守備でチームにリズムを与えること。守備でも攻撃でもどんどんアクション起こそうと思ってプレーした。
チームから求められている部分もあるが、裏へのアクションや守備の部分で積極的にプレッシャーを掛ける所は自分の良さだと思っている。前期にスタメンで出ていた時は自分の良さを出せず中途半端になってしまった。その後、スタメンから外されて自分自身を見つめ直せす事ができたので、チャンスをもらったからには自分から積極的にプレーしていきたいと思っていた。
今回、チーム全体が気持ちを出してプレーできた理由は?
今シーズン、ここまで試合の入り方が悪かった。頭では入り方が大事だという事を全員が理解しているものの上手くいかない事の方が多かった。例えば、本当にボール奪いに行かないと思う瞬間に、相手に勢いを削がれてされてしまうケースが多々あった。構えてプレーするのではなく、自らプレッシャーを掛け続けていく事によって前向きにプレーすることが出来るようになり、それによって試合の入り方が良くなって行くと思う。
試合前に西部選手がとても良いを話してくれた。円陣を組む時に「絶対にファーストプレーのセカンドボールを拾おう」と具体的なコーチングを出してくれたおかげで、何をすべきか明確な目標が頭に浮かんだ。
石﨑監督もチームが上手く行っていないと感じていたであろうし、心の中で「何とかしたい」という気持ちを常に持っていたと思う。監督の強い気持ちが伝わったので、選手たちがそれに応えなくてはいけないと思った。
石﨑 信弘
前節、沼津に2対1という形で負けてしまった。また前半の内容が悪く、試合の入り方をしっかりやっていかなければいけないという気持ちで試合に臨んだ。
今日は立ち上がりからアグレッシブに戦ってくれたと思うし、前半のうちに3点取れたのが大きかった。しかしながら長野に押し込まれるシーンが何回かあったので、もっと体を張って守備をしなければならない。また「簡単にシュート打たせない」という前節 沼津戦の反省を活かすとともに、前期 長野に0-4で負けて「借りを返す」という意味で本当は4-0で勝ちたかった。3-0で勝てた事は評価できるが、あと1点が足りなかったという課題がある。
今日は本当に選手が「今の状況を何とかしたい」という気持ちが表れていたゲームであった。
しかし、今回だけではなく、残りの試合も同じ気持ちを持って戦っていけるよう一つ一つのゲームに対して、日々のトレーニングからしっかりとやっていきたい。
得点シーンをどのように振り返られたか?
今回は姫野選手を一つ高い位置のポジションに置いた。アグレッシブなディフェンスを前から仕掛けたい事と、相手の裏への飛び出しを期待して送り出した。
クロスボールに飛び込んでいく形は良かったと思うし、2点目のシーンも本当に上手く3人が絡んで生まれたゴールだったと思う。
前節からスターティングメンバーを変えた意図は?
まず吉平選手については、前線からプレッシャーを掛けて相手ディフェンスラインに自由にボールを動かさせないという所が良くできたと思う。また、PK以外での得点がやっと生まれた事と積極的にシュートを打つ彼本来の良さが出たと思う。
末木選手については、彼がアンカーに入るとボールが落ち着くのは分かっていた。しかしディフェンス面では、まだ足りないところがある。アンカーとしてのリーダーシップ、コミュニケーションの部分では、彼自身もっともっと貪欲に取り組んでいかなければいけないと思う。
今季一番の内容だったか?
今季一番の内容ではない。しかし、気持ちの部分ではしっかり戦えていた。走り切る姿や諦めないプレーで観ている人に感動を与えられたと思うし、本人たちも満足できたのではないかと感じる。
一方、得点シーンはカウンター気味の形から生まれたもので、もっとボールを動かして崩していくことが大切。試合の立ち上がりは良いと思うが、ある程度ゲームが落ち着いた段階でボールを動かして相手を崩していくことをもっとやっていかなければならない。
前期の長野戦で大敗した原因と、今回改善したところは?
前期 長野戦は試合の入り方は凄く良かったが、最初のの失点はボールを奪いに行ったこぼれ球が相手の目の前に行くという不運な形から与えてしまった。また、その後もセットプレー絡みから3失点してしまったが、それは絶対に与えてはいけない場所でファールさえしなければ防げたシーンだった。今日はファールをせずにボールを奪いに行くことが、しっかり出来ていたと思う。
またメンタルの部分で、前回0-4で負けている長野に「借りを返したい」という気持ちと前節 沼津に負けているので「連敗ができない」という二つの気持ちが、立ち上がりから集中させたと思うし、全員がハードワークで戦ったことが今日の結果に繋がったと思う。
ホームで無敗という結果から監督が感じていることはあるか?
やはりホームでのサポーターの皆さんからの応援は励みになる。大きな声は出せなくても拍手や手拍子による応援が選手の力になっている。やはりサポーターの力というものはホームで感じるものであり、本当に心強い。ホームゲームはまだまだ残っているので、ファン・サポーターの方にはもっとたくさん集まって、スタジアムで私たちと戦ってほしい。
以前、完敗した長野に対してどれだけ戦えるかが重要だと話していたが?
しっかり戦って結果を残せたので選手は成長を感じていると思う。けれども今日の1試合だけで終わらせず、今後も続けていくが大事になってくる。最後はシーズンが終わった時にどうなっているかが一番大事。一つの結果に一喜一憂するのではなく、今日ような戦い方を続けていく。試合展開によって上手くいかない時もあるかもしれないが、そういう時こそ今日みたいな気持ちで戦う事を忘れないことが大事であると思う。